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東京湾再生官民連携フォーラムは東京湾再生を官民で考え、共に連携・協働する組織です。

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ニュースNEWS

東京湾再生官民連携フォーラム設立総会・東京湾大感謝祭開催報告

2013年11月23日

東京湾再生官民連携フォーラム設立総会と、東京湾大感謝祭とを開催しました

 11月23日(土)(勤労感謝の日)に、東京都江東区のタイム24ビルにて、T.東京湾再生官民連携フォーラム設立総会と、U.東京湾大感謝祭とを開催しました。開催には、たくさんの皆様の無償のご協力やご支援を頂きました。その心意気に大変感激いたしました。当日はお天気にも恵まれ、1,200名のご参加を頂きました。東京湾の恵みや再生について考える一日になったと思います。ご来場いただきました皆さま方に、お礼申し上げます。(開催の案内チラシ

  1. 東京湾再生官民連携フォーラム設立総会

 当日は、午前9時30分より、東京湾再生官民連携フォーラムの設立総会を開催しました。フォーラム会員300名の出席のなか、設立の経緯・背景の紹介・設置要綱等の説明後、フォーラム議長、フォーラム監事の選出を行いました。フォーラム議長には、放送大学副学長の來生 新先生が選出され、監事には東邦大学名誉教授の風呂田利夫先生、運河を美しくする会の塩野正明さまの2名が選出されました。(設立の背景設立総会の様子

 次いで、選出されたフォーラム議長の進行のもと、実際の活動を展開する五つのプロジェクトチームを承認し、各プロジェクトチームの長が指名されました。(各プロジェクトチームの活動提案資料各プロジェクトチーム長の説明状況

 また、フォーラムへの協力支援を決めていただいたセブン−イレブン記念財団とフォーラムとの支援の協定書調印式を行いました。調印に当たっては、東京湾再生推進会議幹事長の海上保安庁露木伸宏参事官の立会いを頂き、またミス日本「海の日」渡辺けあきさまにお手伝いいただきました。(セブン−イレブン記念財団理事長山本憲司さまとフォーラム來生議長との調印式の様子

 設立総会は午前11時過ぎに無事終了いたしました。

  1. 東京湾大感謝祭

 東京湾大感謝祭は、12時45分から、横浜市立川井小学校の器楽演奏で幕を開けました。(演奏の様子

 ホール1では、13時から大感謝祭の開会式、UMIプロジェクト認定式、トークショウ、リレートーク「江戸前と東京湾を語る」、江戸前ブランド「江戸前海味クラブ」認定お披露目式を行いました。

 開会式では、フォーラム議長の開会あいさつに続き、お祝いに駆けつけていただいた野上浩太郎国土交通副大臣、秋元司衆議院議員、大西英男衆議院議員、江東区の山崎孝明区長からご祝辞を頂きました。(野上副大臣の祝辞挨拶の様子来賓の皆様の祝辞の様子

 引き続き、ご祝辞を頂いた来賓の皆様、フォーラム議長・東京湾の環境をよくするために行動する会会長・一般財団法人みなと総合研究財団理事長といった大感謝祭共催団体の長、フォーラムの企画運営委員の皆様に手により、くす玉の開披とテープカットを行いました。これには、器楽演奏をしてくれた川井小学校の児童6名と、ゆるきゃらの「アマモン」・「ウクゾウ」も参加していただき、和やかな雰囲気となりました。(くす玉開披とテープカットの様子1くす玉開披の様子2(関東地方整備局提供))

 UMIプロジェクト(うみぷろじぇくと)の紹介では、UMIプロジェクトの概要の説明の後、今回取り組みが決まった3者からそれぞれの活動内容を紹介いただきました。更に、野上副大臣より激励のお言葉を頂き、来賓の皆様、海域提供にご協力いただいた関東地方整備局池上副局長、横浜市港湾局成田企画調整部長も交えて、記念撮影をしました。
 UMIプロジェクトとは、「海(Umi)をみんな(Min-na)で愛(I)するプロジェクト」の略称で、海における生物生息の場をみんなで増やしてゆこうという活動です。今回は、民間企業やNPOの方々が主体となって、市民の皆さま方と一緒に公共の水域で、アマモの育成等を行い東京湾の環境改善活動を広げてゆこうというものです。紹介を受けた3者は、1)一般財団法人 セブン−イレブン記念財団、2)株式会社 高千穂、3)味の素 株式会社、の皆様です。記念撮影には、「海なでしこ」の皆様のご協力に加え、ゆるきゃらの「アマモン」・「アジパンダ」も参加してくださいました。(記念撮影の様子

 トークショーでは、「東京湾の環境をよくするために行動する会」の難波 喬司さまから、江戸前の魚を食べるとなぜ東京湾が良くなり、なぜ世の中が明るくなるのか、のお話を頂きました。「東京湾を、自然遺産と文化遺産との複合世界遺産に登録しよう!」と呼び掛けられました。また、引き続いて、日本テレビ系列で放送中の「ダッシュ海岸」担当の島田総一郎プロデューサーさまと、この番組に出演してきた「海辺つくり研究会」木村尚さまとに対談をしていただきました。「いろいろ楽しいことをやれる」という意識で番組に携わっていることが人気の秘訣のようです。(トークショーの様子

 リレートークでは、発酵学者で食文化についても造詣の深い小泉武夫先生、月刊日本橋の堺美貴社長、日本橋の老舗・山本海苔店の大番頭役の西條公博監査役さま、の3名の演者により、江戸前と東京湾について「食」の切り口でお話しいただきました。江戸の食文化の特徴や江戸前水産物の流通の様子を小泉先生が解説した後、代表的江戸前料理の素材であるウナギの現状と消費者行動について堺社長に提起していただき、東京湾産海苔についての歴史と現状について西條さまからお話しいただきました。最後に、小泉先生から、東京湾の環境を良くし生息条件を整えてやることが豊かな東京湾再生とその恵みの享受に必要、とまとめていただきました。(リレートークの様子

 江戸前ブランドの認証式では、認定審査を担当された千葉工業大学の五明美智男教授から審査の過程が報告され、認定された食品1点について認定証が「東京湾の環境を良くするために行動する会」小泉武夫会長から授与されました。認定を受けた食品は、遠忠商店製造の「江戸前でぃ! 生のり佃煮」です。木更津地先で取れた厳選素材を用い、江戸前の伝統を重んじた味付けになっている点が評価されました。消費者に広報し販売を応援します。また「江戸前あります」ののぼりを店先に掲げてもらうことになります。(授与式の様子

 最後に、東京湾再生官民連携フォーラム大感謝祭プロジェクトチームの木村尚PT長から、大感謝祭へのご協力への感謝と閉会が宣言され終了しました。

 ホール1以外の会場では、ホール3・屋外・アトリウム(右・左)・センターホールに分かれており、それぞれ東京湾の歴史や安全に関連する展示や体験、キッチンカーによる江戸前の魚の試食やレスキューボート展示、東京湾で取れる水産物やその加工の様子の展示実演試食、東京湾に生息する貴重な魚やダッシュ海岸のジオラマなどの展示、東京湾の改善への取り組みや提案と東京湾を題材にした浮世絵や絵画俳句などの展示、など幅広いイベントや展示を行いました。(当日受付で配布のプログラム案内

 開催に当たり、多くの皆様のご尽力とご協力を賜りました。深く感謝いたします。ありがとうございました。初めての経験でもあり、開催事務局の行き届かなかった点や失敗もありました。どうぞご容赦ください。東京湾再生官民連携フォーラムへの引き続きのご支援を、お願いいたします。

(写真は、「くす玉開披の様子2(関東地方整備局提供)」を除き事務局撮影)



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