TEL. 03-5408-8298
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-1-10 第2虎の門電気ビル4階 (一財)みなと総合研究財団内
フォーラムは、東京湾の環境再生に意欲を持つ多様な人々が有するあらゆる英知を結集し、連携や協働を行うこと、また、それらの活動を通して生み出される東京湾再生に向けた総意をとりまとめ、「東京湾再生推進会議」へ提案すること等の役割を担うことを期待されています。
具体的な活動として、現在9つのプロジェクトチーム(フォーラム活動案内参照)が東京湾をテーマに活動をおこなっています。これらの取り組み東京湾のシンボルである「江戸前」※の再興に向けた取組や、生き物生息場を再生する取組、東京湾再生への関心を喚起・啓発する「東京湾大感謝祭」などを実施しています。
「快適に水遊びができ、「江戸前」をはじめ多くの生物が生息する、親しみやすく美しい「海」を取り戻し、首都圏にふさわしい「東京湾」を創出」、その一端に向けて活動していきます。
※ここで言う「江戸前」とは、「東京湾全体でとれる新鮮な魚介類」をさします。
フォーラムの使命とその構成要素と1つのチーム、6つのプロジェクトチームを簡潔にご紹介したパンフレットです。会員の方々をはじめとして、初めて東京湾再生官民連携フォーラムと接していただきました皆様にも是非ご活用いただければ幸いです。
内容参照 [PDF:3MB]
拡大図 [PDF:3KB]
東京湾再生官民連携フォーラムは、この5年間着実に活動してまいりました。フォーラムには2つの大きな軸があります。その一つはプロジェクトチーム活動による政策提案を作ること、もう一つが一般の大勢の方々に東京湾の良さを知っていただく東京湾大感謝祭があります。
これまで毎年政策提案を行ってきましたが、今年度は政策提案を具体的に取りまとめるまでには至りませんでした。
2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えて、東京湾でのトライアスロンなども水質がどうかという問題もありますが、今年度は、東京湾でもっともっと海水浴ができるようにということで政策提案を検討してきましたが、10月開催の企画運営委員会での討議結果、より具体的な政策提案にしたほうが良いということで、今年度は見送るという結論になりました。
もう一つの課題として、フォーラムの法人化を検討してきましたが、様々な観点から法人化のメリット、デメリットを比較検討しながら進めてきました。まだ総会でご報告できる一定の結論に至ってはいませんが、何とか今年度中には一定の方向性を出して、来年度の総会にはみなさまにご披露し検討いただくことができると考えています。
今年度検討すべき要素が多々ある中で今日を迎えていますが、来年度に向けてなお一層努力を続けてまいります。東京オリンピック・パラリンピックに象徴されるように、東京湾を日本が世界に誇れる海にすべく官と民が携えて活動していくフォーラムの主旨、精神が、ますます社会的重要性を持ってくると考えています。今後とも皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
以上
(本議長挨拶は、平成29年10月21日(土)第5回通常総会フォーラム議長挨拶を事務局がまとめたものです。)
東京湾で新しい活動を展開しているこのフォーラムは、先進的な試みです。そうである以上、多様な意見による積極的な交流をはかり、官民連携を図ることに尽力していきます。異なる論理でそれぞれ仕事をしてきた官と民とが、手を携えて社会の課題に取り組む傾向にあり、そのような取り組みが多くなってきています。当事者意識を常に持ち担当していきます。各PTメンバー、企画運営委員の方も同様と認識し、この会を運営していきますので、よろしくお願いを申し上げます。(事務局)